2015年2月10日

2015年2月10日(月)

 先月からこのホームページ作りを始めました。 ホームページを作るのは今回で2回目です。 以前は16年前に自分で作りました。 内容はアメリカンクラブの高校生を対象とした、英語講座や数学講座が中心でした。

 ちょうど20年前の平成7年には、プログラミングに夢中で、子供に計算練習ソフトを作ったり、2次元ですがカーレース・ソフトやピンボール(パチンコ)・ソフト等を作って悦に入っていました。 そんな時、シリコンバレーの10代の若者が作ったソフトを見て、急にパソコン熱が冷めたのを覚えています。

 今回はパソコンに飽きた私に代わって、息子がこのホームページを作ってくれています。 このブログも、「月に1回か2回、アメリカンクラブの生徒やご両親に向けて何か書いたらどうか?」という息子の勧めで書くことにしました。

 さて、初回である今回は何を書こうかと躊躇逡巡している時に、スマートフォンの使用時間に関するニュースがテレビから流れてきました。
 なんと女子高生は1日に平均7時間以上スマホを使うそうです。 にわかには信じられませんし、また、いつまでたっても信じられない数字です。

 以前、ニュース・レターでアメリカンクラブの父兄に、「子供にスマホを与えると勉強に悪い影響が出る」という内容のことを伝え、警鐘を鳴らしました。

 文明の利器は便利な面もありますが、マイナス面もあります。 スマホでいくら情報を得ても頭はよくなりません。 いくら辞書を引いても、頭は良くならないのと同じですね。

 また、通信機器としての機能にもマイナス面があります。 電話やメールでも、ほとんどの場合、知的レベルが同程度の人達の長時間チャット(ムダ話)であることが多いでしょう。 こうした水平的コミュニケーションでは、知性は磨かれません。

 これ以上に問題なのが、ゲームや動画で遊ぶことでしょう。 時間の無駄遣いですから。 さらに、メールを使った「いじめ」も問題になっています。

 中学生にとって、スマホはプラス面よりマイナス面のほうが多くなります。

 ネット情報は様々なレベルのものがあり、ミスリーディングなものが多いので気をつける必要があります。 ネット・ランキングがあてにならない事は誰もが知っていますね。 レストランのランキング程度ならネット・ランキングも気になりませんが、「良い病院のランキング」なんて「アブナイ」ランキングはやめて欲しいですね。

 大人にとっても有害情報を流しているネットですから、検索機能だけは意味があるという理由で中学生にスマホを買ってあげるのも正当化できないでしょう。

 1日平均7時間以上スマホを使う女子高生達。 これはもう社会問題です。 彼らはどんな母親になるだろうと危惧しているのは私だけでしょうか。

 このスマホの統計はどうやって出したのでしょうね? 気になるところですが・・・。

 長く書いてしまいました。 文字が多く読みにくいので、読みやすいように空白を多くいれました。

 では、また。