2016年3月18日(金)
2016年3月18日(金)
今、アメリカでは大統領選が面白い。 昔から、大統領選はソープ・オペラ(昼のメロドラマ)と揶揄されてきましたが、今回は共和党候補者のなかでひときわ耳目を集めているトランプ氏が優勢ということで、昼メロより面白い。
昔、レーガンとブッシュの大統領選のとき、アメリカ人の友達は、たしか、<We have to choose between the two evils>「二つの害悪の中から一人を選択しなくちゃ」と言っていたのを思い出します。
カナダ人の友達は、レーガンのような元俳優が選ばれるようなことは、カナダでは絶対にないと自慢(?)していました。
日本ではコメディアンの横山ノックさんが国会議員をやっていましたが、今ではスポーツ選手やその他多数のタレント議員がおります。 カナディアンには、そんなこと言えない感じですね。
トランプ氏がアメリカ人の多くの支持を得ていますが、支持者は何を考えているのでしょうね? 今、本音を抑えて書いているのですが、言いたいことをバンバン書いたら、私がトランプになりそうなのでセーブしています。
まあ、とにかく、あのナチスのヒトラーさえ、ちゃんとした選挙で選ばれているのですから、多数派の意見でなんでも決まる民主主義にも問題があるのかもしれませんね?
流れで、こんな事を書いてしまいましたが、最近は歴史熱が再燃して、寸陰を惜しんで歴史書を読み漁っているというのが現状です。
ベッドタイム・ストーリーに歴史書を読んでいたのですが、目が冴えるほど熱中して眠れなくなったことがあり、今はまた、これまで通りに洋書を読むことにしました。
歴史って、本当に楽しいです。 ほとんど物語を読むワクワク感があります。古代史なんて、本当にロマンティックな物語だと言っても過言ではないと思います。
ドイツ語では、「歴史」も「物語」も同じ単語で、 Geschichite(ゲシヒテ)と言います。
英語で、歴史は(history)ですが、物語の(story)の語頭にhiが付いているだけですから、歴史は物語という感覚があるんでしょうね、多分?
歴史が面白いのは誰でも知っている? そうですね。 歴女なんて言葉もあるくらいですからね。
まだ、歴史を楽しんでいない人達に、入門書としで井沢元彦さんの「逆説の日本史」を薦めたいですね。 小説より面白いと思うのですが・・・
取留めもなく長く書きました。
今回は、これにて。