2017年3月21日(火)

2017年3月21日                                   「やきもの」が好き!

 日本人は、他国民と比較すると、「やきもの好き」が多いと思います。 窯元の数も多いですし、備前焼の作家だけでも現在では500名以上もいるそうです。 そして何より、日本の器の豊かなバラエティを見れば、日本人の「やきもの好き」は推察できますね。

 また、世界最古の「やきもの」は日本の縄文土器です。 ですから日本人の血の中には「やきもの好き」の因子が流れている。 などと非合理的なことも言いたくなります。

 先回のブログで書きましたが、去年の11月から日本酒を飲み始めました。 そして、誕生日やクリスマスに清水焼や九谷焼の「ぐい呑み」を貰い、喜んでそれらで飲んでいました。 そのうちに、自分でも気に入ったものを購入するようになりました。

 私の母が器が好きだったもので、私は、様々な産地の食器や酒器や茶器に囲まれて育ちました。 柿右衛門などの高価な食器の値段を聞いて、呆れたことも度々あります。

 おかげで、今でも我が家のコーヒーカップは、マイセンやらロイヤルコペンハーゲンで揃えてあります。

 くだらないと思っていたのですが、ようやく私も「やきもの」の楽しさが分かるようになりました。 母の影響なのでしょうか? 先月は、「知識ゼロからのやきもの入門」、「やきものの事典」、「やきものの見わけ方」を熟読して楽しみました。

 アカデミックな方面の読書よりも、純粋に楽しみだけの読書のほうが生活を豊かにしてくれるような気がします。
 
 私自身では、今年になって、備前焼のぐい呑みをいくつか購入しました。 備前焼で飲むと、日本酒がもっとおいしく感じます。 まあ、本を読んだせいで、暗示にかかっている可能性もありますけど。 

 日本酒のあとは、日本茶を、やはり、昔買った備前焼の器で楽しんでいます。 日本酒のあとの日本茶がまた格別です。 新しいルーティーンが私の日々の生活を以前よりも、さらに楽しくしていると思います。

 備前焼のルーツは、歴史の教科書に出てくる須恵器です。 須恵器は還元焔焼成(説明割愛)でできるそうです。 普通の赤褐色の備前は酸化焔焼成ですが、めったにできない「青備前」というのがあります。 これが、還元焔焼成でできるそうで、グレーとブルーの中間色で、まさに須恵器と同じです。

 で、このめったに市場に出回らない貴重な「青備前」の「ぐい呑み」を入手して、コレクションケースに入れて観賞しています。 なぜか歴史を感じ、ウキウキしてきます。

 長く書いてしまいました。 では、また。