2015年9月20日(日)
2015年9月20日(日)
ブログを書くのも久しぶりですね。 毎日、やりたいことが沢山あるので、ブログは、つい疎かになってしまいます。
先日、理科の資料集を見せてもらったら、「ストロマトライト」や「アノマロカリス」や「ハルキゲニア」が載っていました。 ちょっと驚きでした。
今の中学生がこれらのモノに興味を示すとも思えませんが、たまたま本物のストロマトライトの化石を見たいという生徒もおりましたので、見せてあげました。
やはり、大したリアクションはなかったですね。 私も先カンブリア時代、つまり、エディアカラ紀やカンブリア紀の生物や化石に興味を持ったのは大学を卒業してからですからね。 アメリカやカナダで、三葉虫の化石を衝動買いしてから、興味が増しましたようです。
一日の締めくくりにお気に入りの本を読む時は、無心になるれるので一日をリセットできるような気がします。 禅的に言えば、それは座禅のような働きをしているような気がします。
最近は、就寝前の1時間に読む本は、エディアカラ紀から、古生代、中生代の生物や化石の本です。 何のためにもならないような読書ですが、読んでいる時は、本当にリラックスして楽しい気分になります。
何のためにもならないような読書でも心が豊かになるような気がします。 むしろ、何かの目的を持って読む読書よりも豊かな気持ちになれるような気がします。
普通の人はストロマトライトなんて知らないでしょうね。 ちょっと説明します。 え? 興味ない? でも、なんでも知っておいて損はないという発想をする超少数派のために書いておきます。
ストロマトライトは、シアノバクテリアの光合成に伴う分泌物や泥粒などによって作られた化石です。 私が所有している化石は、先カンブリア時代(約23億年前)のものです。 縞模様構造をしていて美しいですよ。
原始地球には、酸素がなかったですね。 最初に地球に酸素を生み出したのがシアノバクテリアです。 これがなければオゾン層が形成されず、今とは全く違った生態系になっていたでしょう。 私たちに馴染みのある生物や人類は出現していなかったはずです。
今日はここまでにします。 では、また。